オーマイガー東京

オーマイガー東京というブログを24歳東京暮らし新卒2年目のエンジニアが書いています。

【起業アイデア】カフェの定休日で塾を開いた話

私は大学2年生の頃から起業して、サービス考えてやってみてダメだった〜を繰り返していました。

今回はその中でも大学生なら誰でも出来る。かつ、上手くやればうまくいきそうなビジネスを紹介するので、有能な若者がいたらぜひ引き継いでやって欲しい。資料とか言ってくれたら全部あげるかもしれないです!(大したものはないけど

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何をやっていたか

何をやっていたかというと、定休日のカフェを無料で貸してもらって、個別指導塾を開き、売り上げの数十%をカフェに支払うというものをやっていました。

始めたきっかけ

このビジネスはカフェの廃業率を下げるというのを一番の目的としてやっていました。

なぜカフェの廃業率を下げたいかというと2つ理由がありました。

1つ目は個人経営のカフェの廃業率が5年で90%ということを知り、どこか改善の余地があるのでは!と思ったからです。

2つ目は、私自身インターン先で倒産の経験をしてめちゃめちゃ大変な思いをしている先輩をみたりして、こんな辛いことが世の中で起きまくってるとしたら、何かちょっとでも救いになるようなビジネスはやる意味があると思ったのです。

で、ヒアリングを重ねて行くと定休日を作れるほど売り上げがたってないので休みを作れない。休みがないから次に打つ手を考えられなかったり、体力的にキツくなってくる。

みたいな話を結構聞きました。

であれば!! 我々がカフェの定休日でも儲かる仕組みを作って、全国のカフェの定休日を確保しようじゃないか!

という壮大な計画に基づいて始まりました。

カフェ定休日塾のビジネスモデル

さっきも簡単に説明したのですがビジネスモデルを説明します。

至ってシンプルで

カフェの定休日をただで貸してもらって、そこで個別指導塾を開校する。そして、売り上がった金額の数十%をカフェに場所代として渡す。

というものでした。

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メリット

カフェのメリット

  • 定休日に売り上げがたつ
  • カフェの広告になる
  • ハードルの高い初期来店を塾目的を行えるため、2回目以降カフェに訪れやすくなる(特に親

僕たちのメリット

  • 初期コスト、ランニングコストがほぼかからない
  • オシャレなカフェという塾のウリを手に入れられる

生徒のメリット

  • 一般的な無機質な塾ではなく、オシャレ空間としてのカフェで勉強できる

という感じで割と三方良しの良いモデルでした。もちろん悪いところもありましたが…

デメリット

カフェのデメリット

  • 知らない大学生にカフェを渡す不安感(器物破損等のリスク
  • 水道光熱費がかかる

僕たちのデメリット

  • 週に1日しか基本的に定休日がないので事業拡大に障壁がある
  • カフェのオーナーが辞めてほしいって言った瞬間終わり

生徒のデメリット

  • 週に1日しか授業がない(増やせない

みたいなところでしたね。

なぜ辞めたのか

こんな感じの塾ですが立ち上げは全部身内の友達誘って行ったのですごく楽しかったです。

徐々に生徒も増え、合格実績も出てきましたし、先生側も増えてきました。

ただ正直お金がなかったので、授業をしている時間に対してはアルバイト代を支払えるのですが運営自体に給料を払うことは僕も含めてほぼ出来ていませんでした。

そのため先生側のモチベーションはある意味サークル的な、楽しいから来てる!みたいなものでした。

なので、楽しくないとだめなのですが、ある日先生同士で教育方針に関してバチバチに喧嘩が始まったり、親と先生が揉めてしまったりと、教室全体にストレスが溜まるような感じになってしまいました。

マネジメント力不足と言ってしまえばそれまでなのですが、正直あまり人間関係が得意でない私にはかなり荷が重かったです。

そして、基本的に僕の同期と始めたので皆就活の時期。同期たちもずっとは続けられないという意思表示でしたし、 当然僕も就活の時期に差し掛かり、どうしようかな…

と悩んでいた時に、プログラミングに出会いどハマりし、これで食べていきたいと思ってしまったため、事業を一旦諦めることになりました。

という感じでした。

やってよかったこと

ただこの塾事業はやってよかったと思えることがたくさんあります。

正直カフェの助けになることは出来なかったけど少しでも売り上げに貢献できた

今回定休日を貸していただいたカフェは元々経営が安定しており、好意で僕たちに貸してくれていました。

そこに少しばかりの売り上げを立てたところで助けになれたどころか、むしろ心配ごとを増やしてしまっただけのような気もするのですが

それでも最初の約束通り売り上げの一部をカフェに毎月払い定休日に売り上げを立てることが出来た。というのは意味のあることだと思います。

第一志望に合格した生徒や家族の方から本当に感謝される

塾に関わってる人なら分かると思うのですが、この喜びは何にも代え難い体験だと思います。

誰かの人生をポジティブな方向に少しでも変えられる教育という仕事のやりがいは中々体験できるものではないです。

一緒に頑張った友達とは戦友感がある

一緒に頑張ってくれた友達には感謝してもしきれません。
今でも彼らに何かあった時には力になりたいと思えるような仲間です。
真剣に一緒に戦わないと育まれない信頼関係はあると思います。

新しい仕組みを作って、1円でも貰えた時の喜び

売り物から、それが回る仕組みから全部、1から作り上げて手探りでやっていました。

そんな中、僕たちの事業に価値を感じてくれて通ってくれるという生徒、そして生徒の親御さんが現れた時は、たぶん生きてて1番嬉しかったんじゃないかと思います。

新しい循環を社会の中に立ち上げられた経験というのは何にも代え難い経験だと思っています。

反省点

事業可能性を検証しきれず

まず、反省点としてはこの週に1日だけの塾が市場的にありなのか、なしなのかを検証しきれなかったことです。

検証し、問題ない!となったのであれば、お金の投資をすることも視野に入れることが可能なのです。

が、当時はそういった検証という概念を持っておらず、ガムシャラに生徒増やすんじゃー!という感じで進めてしまったため正しい将来への判断が出来なかったと思います。

まずは仮説検証のために先生の数も少なめで、広告を打って反応を確かめるなどすれば良かったなと思います。

塾のコンセプトを固めきれず

売り出す時の塾のコンセプトを固めきれなかったことも悔やまれます。

カフェという空間を使う分、通常の無機質な空間よりも通いやすく、塾には通いたくないけど、カフェ塾ならいきたいという層を取ろうと決めていたのですが。

先生として協力してくれた友達が、喜ばしいことに早慶東大な奴らばっかりだったので受験寄りの訴求も捨てられませんでした…。

で、結局中途半端な結果に。
今思えば他の塾との差別化の観点からカフェという空間を1番に押し出して、補習塾というスタンスを取るべきでした。

何かを捨て、集中するということの大事さを学びました。
ブレたら負け。良くても負け。

プロジェクトメンバーが安心して頼れる指針を作れず

先ほども述べましたが、先生同士が教育方針で揉めることもありました。
こんなとき大事だったのが、何が正しいのか判断できる軸です。僕はこの軸を人に依存させすぎていました。

その結果おれはこう思う。おれはこう思う。という思いがぶつかり対立を生んでしまいました。

こういう問題は何が正しいなどはあまり存在せず、何を正しいとするか。が大事だと思います。

今思えば僕自身が何が正しいのかを指針として打ち出し、この指針に基づくと今は君がいうことがただしいと思われるから、こうしよう。

と明確な判断を下していくべきでした。
教育方針だけでなく、塾全体の運営方針も同様です。

メンバーが議論をし尽くした後責任を持って判断できるリーダーシップと判断に納得できる環境作りが足りていませんでした。

反省…

と、反省材料はもっとたくさんあるように思いますが、まだまだ頑張る余地があるということです。

最初にも言いましたがもしこのモデルで何かやってみたいという有望な学生さんいらっしゃったら連絡ください。

協力します